アラサーなリケジョの生態

2.5次元コスプレダンスユニットにはまり、貯金はなく、SEとして馬車馬のように働くアラサーリケジョの生態

春の呪い/小西明日翔

 

 妹が死んだ。名前は春。まだ19才だった。 妹が己のすべてだった夏美は、春の死後、家の都合で彼女の婚約者であった柊冬吾と付き合うことになり―・・・。 妹の心を奪った男との季節が巡り始める。 新鋭が贈る話題の初連載作、待望の第1巻!!

 

話題の本として、漫画喫茶に置いてあったのと、以前Twitterで(なんの話題としてツイートされていたのか忘れましたが)見かけたので、読んでみました。

 

姉の夏美の、妹に対する愛情と、その妹が愛していた婚約者・冬吾への気持ち

婚約者だった冬吾の、亡くなった婚約者・春への想いと、その姉・夏美への想い

生きていた春の、姉に対する愛情と憧れ、そして、婚約者である冬吾への想い 

この3人を取り巻く家族の感情

 

いろいろな人の感情が漫画の中に書き出されています。また、その感情とイラストのタッチがとても合っていて、すっと読むことができました。

2巻で終わりなのですが、その続きも気になるような終わり方でした。

 

自分が大切にしている人への気持ち、また、その人が大切にしている人に対してどういう気持ちでいるのか、

そんなことを考えるきっかけになるような漫画でした。

 

 

 

読みたい漫画があり、1年以上ぶりに漫画喫茶に行ったのですが、Twitterで見かけてちょっと気になった漫画や、表紙が気になっていたけど買うのを迷っていた漫画などが読めるので良いですね。新しい漫画に会える良い機会でした。

 

CDレンタルショップなどでも漫画レンタルサービスが実施されていますね。

家にものを増やさないようにしているので、なるべく気に入った漫画や本はKindleなどで買うようにしているのですが、すべては買い切れず、レンタルすることが増えてきました。

レンタルの場合、漫画家さんや書店、出版社の売り上げにはどのぐらい貢献されるのでしょう。

売り上げが少ないために、そのシリーズが打ち切りになるといった話はよく聞きます。

レンタルサービスが増えてくることにより、売り上げが下がってしまい、良い本が出てこなくなってしまうのは悲しいですが、便利なサービスは使いたくなるもの。うまく折り合いをつけて、作家・出版社・購入者など関係するすべてに人にとって良いサービスや販売方法が見るかると良いなと思っています。